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実践的な制作から先端的な開発まで~工科系大学・大学院におけるUnityの活用~

東京工科大学では文部科学省との助成などを受けて2004年よりゲーム開発者育成とゲーム開発技術研究のためのカリキュラムを整備しました.カリキュラムを進化させていく過程で,2010年よりUnityの導入をはじめました. Unityを利用することで現場のプロと同じ環境で実践的な制作技術を学べる点は,即戦力として社会に通じる力を醸成する点でメリットがあります.また,Unityは様々な周辺ソフトウェアやハードウェアとの親和性が高く,卒業研究や大学院の学術研究においてインタラクティブなシステムやコンテンツを駆動する上で重要な役割を担っています.本日はその導入におけるポイントについてお話しします.

  • セッション時間:
    15min
    DAY2 Track3
    19:50-
  • スライド公開: あり
  • 動画公開: あり
こんな人におすすめ
・専門学校・大学等でゲーム開発のカリキュラムを作成/改訂しようされている方 ・Unityを用いたプログラム等を学術研究として発表される方 ・学生の研究指導をされる方
受講者が得られる知見
・Unityを用いたゲーム開発者育成カリキュラム構築のポイント ・学術研究においてUnityを利用する上でのメリットと注意点
  • 三上 浩司

    東京工科大学

    1995年慶応義塾大学環境情報学部卒業後、日商岩井株式会社にて家庭用ゲーム機の通信対戦サービス(X-BAND)やメタバースサービス(Worlds Chat)の立ち上げに従事。アカデミックな世界に移り主に3DCGを利用したアニメや、ゲームの制作技術と管理手法の研究に従事。本格的なゲーム開発者育成カリキュラムを大学で実施し、多くのゲーム開発者、CGアーティストを世に生み出す。芸術科学会元会長、日本デジタルゲーム学会理事ほか。博士(政策・メディア)