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PBRやHDRは当たり前、モバイルの限界を攻めるレンダリングパイプラインの実装
スマートフォンでOpenGL ES2.0が使用できるようになってから13年が経ち、処理速度は飛躍的に向上しました。 その間、PCやコンソールではPBRやHDRで作成されるのは当たり前になり、多数の光源や高度なグローバルイルミネーションを用いてハイレベルなグラフィックスを実現しています。 本講演では、モバイルデバイスにおいてもこれらの技術を導入することで、高度なグラフィックス表現が可能なことを示します。 このレンダリングパイプラインで背景制作に取り組んだ内容に関してはナイトセッション「PBRやHDRは当たり前、高品質なモバイルゲームの背景に関する取り組みをご紹介」をご覧ください。
- こんな人におすすめ
- ・モバイルデバイスでも高度なグラフィックスのゲームを作成したい方 ・アーティストにPBRがやりたい、HDRPのような機能をモバイルでも使いたいとリクエストされている方
- 受講者が得られる知見
- ・モバイルデバイスでもPC、コンソールに匹敵する高度なグラフィックス表現ができること ・URPのカスタムによってパイプラインを柔軟に変更できること
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荒木 和也
株式会社コロプラ
2013年、コロプラに入社。『白猫プロジェクト(現:白猫プロジェクト NEW WORLD'S)』をはじめ様々なタイトルの運用、開発に携わる。現在は主にグラフィックスエンジニアとして社内の技術向上に取り組む。